健康経営って何?

健康経営(Health Management)は経済産業省も推進している経営手法で、従業員の健康管理を経営課題として捉え、戦略的かつ計画的に従業員の健康増進を図ることで、生産性の向上を目指すものです。

ピーエムティーでは、従業員の健康維持・待遇改善に対する独自の取り組みを続けており、その成果が認められ、2020年12月には持株会社であるシンク・アイ ホールディングスが日本政策投資銀行(DBJ)健康経営格付を、2021年3月にはピーエムティーが健康経営優良法人2021の認定を受けました。

そうしたノウハウを活かし、健康経営を目指す企業様を対象にソリューション事業を展開しています。

健康経営導入のメリット

休職等による損失の防止

メンタル系の疾患により従業員が休職してしまった場合、休業手当や代替要員の人件費、既存社員の業務負荷増による残業代などを含めると、年収の約3倍にあたるロスコストが発生するというシミュレーション(*)があります。

生産性の低下など目に見える損失はもちろん、こうした間接コストの発生を防止するためにも、健康経営に着手する企業は増加傾向にあります。

(*)産業医クラウド
「休職者ひとりの損失は年収の3倍!産業医選びの失敗が大損失を招く」より

企業価値の向上

企業が従業員の健康を経営課題として捉えているということは、従業員にとって大きな安心材料となります。

職場の雰囲気が良くなることで会社に愛着を持つ社員が増え、優秀な人材の漏出を防ぐことができ、生産性向上に繋がる、という好循環が生まれます。

更には、離職率が低くなることで企業のイメージアップを図ることも可能になります。

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取り組み事例

健康経営の重要性は理解できても、実際にはどんな取り組みをすれば良いか分からない――そんな声にお応えして、私たちピーエムティーの取り組みを紹介します。

ここに挙げるのは、あくまでも当社で行っている取り組みの一例です。Pヘルスマネッジでは、お客様の課題や企業風土を精査した上で適切な提案を行ってまいります。

健診・予防接種の奨励

全社で実施している定期健診では、会社負担でインフルエンザの予防接種を行っています。また、オプション健診も会社負担で実施しています。

部活動の支援

登山や釣り、軽音楽など様々な部活動の活動費を会社が支援しています。心身ともにリフレッシュでき、また部署の垣根を越えた交流も生まれます。

女性のための環境整備

婦人科検診の費用負担から産休・育休まで。男女問わず互いにサポートし合う企業風土も手伝って、出産後の職場復帰率は100%です。

テレワークの推進

COVID-19パンデミックを受け、在宅勤務が可能な従業員にはテレワークを推奨しています。
ローテーションでテレワークを行っている部署もあります。

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自律神経計測機器 SELF FINDER

非接触式自律神経計測器“SELF FINDER(セルフファインダー)”は、画像処理技術によって生体センシングを行う機器です。

独自の画像処理技術により、ストレスや疲労と密接に関係する自律神経の活力・バランスを計測することで、被計測者の「疲れ」を可視化。

さらに、心拍数や体表面温度、呼吸数をセンシングする機能を搭載しているため、日常的な健康管理にご活用いただけます。

開発コンセプト

社会全体で働く人の疲れに向き合おうとする機運が高まりを見せる昨今、従業員の健康状態を把握し、労働災害を未然に防止することは、企業が果たすべき責任であるという考え方が一般化しつつあります。

とりわけメンタルヘルスの不調は表層化しにくく、自身でも「まだ大丈夫」と思ううち、休職や離職せざるを得ない状況に陥ってしまうことも少なくありません。

ピーエムティーは、SELF FINDERと健康経営ソリューション事業を通じて、誰も労働災害の犠牲にならない社会の実現を目指しています。

機器構成(SELF FINDER据置型)

➀ 電源スイッチ

➁ 顔認識カメラ

➂ カメラ角度調整つまみ

➃ 表示モニタ

➄ 呼吸数センサ

➅ USBポート

幅 :25.4cm

奥行:23cm

高さ:26.2cm(突起部除く)

計測項目

自律神経のバランス交感神経と副交感神経のバランス(LF/HF)
自律神経の活力自律神経の活性度を示す値(LF+HF)
心拍数一定時間内の心臓の拍動回数
体表面温度(*)皮膚表面の温度(深部体温とは異なります)
呼吸数(*)一定時間内の呼吸数

(*)本機器は医療機器ではありません。心身の状態を把握するためにセンシングしていますが、その結果を以て疾病などの判断基準となるものではありません。

専用アプリ

据置型のSELF FINDERで計測したデータを、お手持ちの端末で確認することができます。

  • アプリはSELF FINDER据置型と連動するためのものです。ダウンロードいただいてもアプリ単体ではご使用になれませんので、ご留意ください。
SELF FINDERアプリログイン画面
SELF FINDERアプリ活動結果表示画面
SELF FINDERアプリ自律神経結果表示画面
SELF FINDERアプリバイタルデータ表示画面
SELF FINDERアプリグラフ表示画面(心拍数月間推移)

使用方法

使用方法

ログイン

QRコードを上部カメラにかざし、ログインします。

STEP
1

計測開始

画面のガイドに従って顔の位置を合わせてください。

顔の位置を認識したらガイドが緑に変わりますので、目を閉じてリラックスしてください。

カウントダウンの後、自動的に計測を開始します。

STEP
2

計測

10秒ごとにカウントダウンの自動音声が流れます。

「お疲れさまでした」という音声が聞こえたら計測終了。計測時間は90秒です。

どうやって計測しているの?どうして90秒?その答えはこの下にあります(右の > をクリックしてください)

どうやって計測しているの?

心拍数を計測します

個人差はありますが、1分間の心拍数は約60~100回です。
一定のリズムを刻んでいるように見えますが、その間隔は微妙に変化しています。

STEP
1

ゆらぎを抽出します

1拍ごとの間隔の違いをグラフ化したもので、「タコグラム」と呼ばれるものです。
ギザギザが心拍の「ゆらぎ」を表しています。

STEP
2

周波数を分析します

「ゆらぎ」の周波数を分析すると、異なる周波数のピークを持つLF成分とHF成分に分かれます。
これが自律神経機能の目安となります。

STEP
3

計測時間90秒の理由は?

LF、HFそれぞれの周波数から周期を求めると、LF(副交感神経の周波)は約40秒、HF(交感神経の周波)は約4秒で1周期の波長になります。
つまり、最も長い周期である40秒間の計測を行えば、LF、HF1周期分の波形を取得できるのです。

波形は諸条件によって変化するため、理論上は最低1周期以上の波形を取得する必要があります。


実際は波形の途中から計測が始まることが想定されるため、確実な波形を捉えるために
計測開始時の信号安定化時間:10秒40秒×2周期=80秒を足した90秒が計測に必要な時間となります。

STEP
3

評価

解析したデータに基づき、バランスや活力といった各項目の計測結果をお知らせします。

STEP
4

もっと自由にストレスチェック

労働安全衛生法の改正に伴い、2015年12月より一定基準を満たす事業所を対象に、年1回のストレスチェックが義務化されました。

「うつ」などのメンタルヘルス不調を未然に防止することが目的で、当社でも実施しています。

他方、ストレスは時々刻々と様々な要因で変動するもの。

SELF FINDERなら、1回わずか2分足らずの計測時間で、たとえばプロジェクトごとに定点観測を行い、その負荷を定量的に分析したり、短期的にストレスを抱え込んでいる従業員を見つけ出したりすることができます。

導入プラン

SELF FINDER据置型の導入は、サブスクリプション型機器買い切り型からお選びいただけます。

サブスクリプション型機器買い切り型
料金体系機器利用料+アカウント利用料
(月額制)
機器利用料+アカウント利用料
(初回のみ支払)

付帯サービス

据付サポート、オペレーショントレーニング、メンテナンスサポート

お客様の課題をヒアリングし、オプション機能や設置場所のご住所などを勘案した上でお見積もり致しますので、お気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。

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